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2016年3月20日掲載
「子どもたちに可能性を(2)」

 私が開催する「子ども消しゴムはんこ教室」では、さまざまな工夫を散りばめている。最初に消しゴムの素材に触れ、下絵を描く。カッターナイフは危ないので、つまようじで彫れる柔らかい消しゴムを彫って「はんこ」にする。そのあと、インクを使うのだが、持ち物や、服にインクがつかないように注意することと、使いたい色がお友達と一緒だった時に順番を守ることを伝える。教室での数少ない注意事項だ。そして作った「はんこ」にインクをつけて紙に捺す、それだけでも十分楽しめるのだが、ここからが教室のメイン。制限時間内で「シールの張り放題」を行う。シールを貼る行為は子どもの夢だからである。最初は、物珍しく貼っていた子も、そのうちに、ただ貼るのではなく、テーマを決めて台紙にさまざまな模様を作っていく。この時間が1番創作意欲をかき立てる。同時にマスキングテープも使い放題にしているのだが、ちょっとだけコツを伝えるとどんどん手が動く。「お母さんがやっていた」と言って、小学校低学年の児童が器用にマスキングテープを使い、立体的なリボンを作ったのを見た時は衝撃を受けた。もちろん教室の最後は、片付けと掃除もすることを欠かさない。(続く)


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