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2016年4月3日掲載
「発想法(2)」

 私のアイディアの源は、日々の訓練の積み重ねであるが、子ども向けの「消しゴムはんこ教室」を開催させていただいていると、発想には限界がないことを身をもって体験できる。子どもたちの発想は無限で、固定概念がないことを実際に作って実践している。「はんこ」を捺すだけでも、アイディアが光っている。一緒になって”遊ぶ”ことで、とても学ぶ事が多い。自分の固定概念を無くす訓練として行うのが、図形をテーマに色々な事を考える事だ。楕円形を使って、考えられるものを探したり、漢字をバラバラにしてロゴ風にしてみたりと、何気ない事の積み重ねが役に立つ。漢字をバラバラにするという意味は、「茶」の漢字が、カタカナの「サ・へ・ホ」になっていることは有名だが、そのような発想で、文字を崩して考えて見るなど角度を変える事で見えていないものが見えてくる。こうであるに違いないと思ってしまっては、新しいものは生まれない。スケッチブックを持ち歩き、ひたすら描くということを、学生時代の恩師に教わり続けている。デジタル社会の中、手を動かす事がどれだけ脳を活発にするかは、スケッチブックのこれまでの冊数が教えてくれる。まだまだ探究心は尽きない。


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